会社で声の大きい人が異動してきたので、前から気になっていたMOLDEX(モルデックス)の耳栓お試し8種パックを試してみました。
ちなみにNRR(ノイズ・リダクション・レイティング)とはアメリカ合衆国環境保護庁の基準で、騒音を何dB下げるかという基準。
そんな時のためにあるのが上記お試しセットなのですが、全種を2週間試してみた結論からすると、
もちろん裸ではなく、一種類づつ、このようなパッケージに入っています。
AmazonやメーカーHPに記載されている以下のような手順でつけないと、本来の遮音性能が発揮できません。コツがわかるまで結構時間がかかりました。
ベージュと茶の2色のウレタンのマーブルカラー、形は通常のテーパー状、NRR33。
重さ1.27g、長さ26mm、底面径14.5mm、先端径10.5mm。
全長26mmの製品の中では最も重く、またウレタン表面の気泡が粗め。
緑と青のマーブルカラー、テーパー形状、NRR33。
重さ1.35g、長さ28mm、底面径15.0mm、先端径10.0mm。
全長28mmの製品の中で最重量、反発力が強い。
オレンジ一色のテーパー形状、NRR30。
重さ1.20g、長さ26mm、底面径14.0mm、先端径10.0mm。
反発力が強く、細くしても(後述)すぐに復元してしまう。
黄緑一色の曲線形状、NRR33。
重さ1.38g、長さ24mm、底面径15.5mm、先端径11.5mm。
私の耳には全く合いませんでした。
緑と青のマーブルカラー。左はMeteorをサイズ比較のため一緒に撮影。
曲線形状、NRR28。
重さ1.05g、長さ22mm、底面径15.0mm、先端径10.0mm。
私にはあまりに小さく、耳から取れなくなりそうでした。
黄緑一色のテーパー形状、NRR33。
重さ1.18g、長さ26mm、底面径13.0mm、先端径10.5mm。
26mmのラインの中では最も軽く、密度が低いため細くできます。
黄色一色のテーパー形状、NRR33。
重さ1.25g、長さ28mm、底面径14.5mm、先端径11.0mm。
28mmのラインの中では二番目に軽く、密度が低いため細くできます。
白、ピンク、オレンジのマーブルカラー(他にグリーン、パープルもあり)、テーパー形状、NRR33。
重さ1.22g、長さ28mm、底面径14.5mm、先端径10.0mm。
28mmのラインの中では最軽量、密度が低いため細くできます。
細くできてわりあい簡単に「無音の世界」に入れます。テーパー状のラインナップ中、底面積が最も狭いのですが、2時間以上つけているとやはり耳が痛くなります。
即効性と無音性を求める場合はこれですね。
非常に柔らかく、細くすることが可能で簡単につけることができます。底面径はPURA-FITよりも大きい14.5mmなのですが、その柔らかさのためか、何回もつけたり取ったりを繰り返さなければ、2時間以上着けていても耳も痛くなりません。
遮音性は誰かがしゃべっているのはわかる「ほぼ無音の世界」レベルですが、実用上それほどの差は感じません。
まだ劣化はみられませんが、いちおう消耗品なので10個パックも購入。
ひとたびこの「無音の世界」を体験してしまうと、仕事にメチャクチャ集中できます!
今ではすっかり病みつきになってます。
20200623
20200726追記
どれがいいかは人によって違う
MOLDEXはアメリカの発泡ウレタン製耳栓メーカー。8種類のラインナップのどれもが遮音レベル(NRR)33dBと最強レベルので、Amazonやネットのおすすめ記事を見ても、評価が分かれてどれを選べばいいのやら。ちなみにNRR(ノイズ・リダクション・レイティング)とはアメリカ合衆国環境保護庁の基準で、騒音を何dB下げるかという基準。
そんな時のためにあるのが上記お試しセットなのですが、全種を2週間試してみた結論からすると、
- 万人向けベストバイはない。
- 自分で試して合うものを選ぶしかない。
という結果でした。というわけでご参考になるようできるだけ詳細にラインナップを紹介していきます。
セット内容
ラインナップは下記の8種類。2セットを収納できるケースも同梱されています。もちろん裸ではなく、一種類づつ、このようなパッケージに入っています。
装着のコツ
パッケージには下図のシールが貼ってあるのですが、この説明ではちょっと省略されすぎです。AmazonやメーカーHPに記載されている以下のような手順でつけないと、本来の遮音性能が発揮できません。コツがわかるまで結構時間がかかりました。
- 指先で耳栓をシワが出来ないように細い棒状に潰す。
- 耳栓を装着する側の上耳たぶを反対側の手で上に引っ張る。
- 耳栓をかなり奥まで差し込む。
- 正しく差し込まれれば、音がどんどん小さくなっていく。
- 周囲の音が聞こえるようなら1.からやり直し(または種類が耳に合っていない)
この8種類が入っています
CAMO PLUGS
ベージュと茶の2色のウレタンのマーブルカラー、形は通常のテーパー状、NRR33。
重さ1.27g、長さ26mm、底面径14.5mm、先端径10.5mm。
全長26mmの製品の中では最も重く、またウレタン表面の気泡が粗め。
GOIN GREEN
緑と青のマーブルカラー、テーパー形状、NRR33。
重さ1.35g、長さ28mm、底面径15.0mm、先端径10.0mm。
全長28mmの製品の中で最重量、反発力が強い。
Mellows
オレンジ一色のテーパー形状、NRR30。
重さ1.20g、長さ26mm、底面径14.0mm、先端径10.0mm。
反発力が強く、細くしても(後述)すぐに復元してしまう。
Meteor
黄緑一色の曲線形状、NRR33。
重さ1.38g、長さ24mm、底面径15.5mm、先端径11.5mm。
私の耳には全く合いませんでした。
Meteor Small
緑と青のマーブルカラー。左はMeteorをサイズ比較のため一緒に撮影。
曲線形状、NRR28。
重さ1.05g、長さ22mm、底面径15.0mm、先端径10.0mm。
私にはあまりに小さく、耳から取れなくなりそうでした。
PURA-FIT
黄緑一色のテーパー形状、NRR33。
重さ1.18g、長さ26mm、底面径13.0mm、先端径10.5mm。
26mmのラインの中では最も軽く、密度が低いため細くできます。
Softies
黄色一色のテーパー形状、NRR33。
重さ1.25g、長さ28mm、底面径14.5mm、先端径11.0mm。
28mmのラインの中では二番目に軽く、密度が低いため細くできます。
SPARK PLUGS
白、ピンク、オレンジのマーブルカラー(他にグリーン、パープルもあり)、テーパー形状、NRR33。
重さ1.22g、長さ28mm、底面径14.5mm、先端径10.0mm。
28mmのラインの中では最軽量、密度が低いため細くできます。
どのくらい遮音するの?
私の場合は、以下のどちらかのレベルまでは遮音してくれます。
無音の世界
オフィスで周囲の会話がまったく聞こえない。
コピー機から印刷物が出ても気づかない。
キーボードの打鍵音が聞こえない。
机の上20cmからボールペンを落とせば判る。
ほぼ無音の世界
周囲で誰かが何かを話しているのは判る。
キーボードの打鍵音が感じられる。
机の上10cmからボールペンを落として判る。
サイズ・重量一覧
「パッケージ上のdB値」「Class」はどういう基準の数値かは不明。
CAMO PLUGS、GOIN GREEN、Mellowsは「密度が高い」感があり、どれも
CAMO PLUGS、GOIN GREEN、Mellowsは「密度が高い」感があり、どれも
- うまく細くできない
- 耳の奥まで差し込む前に元に戻ってしまう
- うまく装着できても耳の中を圧迫し、1時間以上つけていられない
ので使用断念。
また私の場合は、Meteorシリーズの曲線デザインが耳に合わなかったため使用断念しました。
残った最下段「PURA-FIT」「Softies」「SPARK PLUGS」の3種をさらに3週間試用した結果、残ったのはこれ。
また私の場合は、Meteorシリーズの曲線デザインが耳に合わなかったため使用断念しました。
残った最下段「PURA-FIT」「Softies」「SPARK PLUGS」の3種をさらに3週間試用した結果、残ったのはこれ。
おすすめベスト!
第2位 PURA-FIT
細くできてわりあい簡単に「無音の世界」に入れます。テーパー状のラインナップ中、底面積が最も狭いのですが、2時間以上つけているとやはり耳が痛くなります。
即効性と無音性を求める場合はこれですね。
第1位 SPARK PLUGS
非常に柔らかく、細くすることが可能で簡単につけることができます。底面径はPURA-FITよりも大きい14.5mmなのですが、その柔らかさのためか、何回もつけたり取ったりを繰り返さなければ、2時間以上着けていても耳も痛くなりません。
遮音性は誰かがしゃべっているのはわかる「ほぼ無音の世界」レベルですが、実用上それほどの差は感じません。
まだ劣化はみられませんが、いちおう消耗品なので10個パックも購入。
ひとたびこの「無音の世界」を体験してしまうと、仕事にメチャクチャ集中できます!
今ではすっかり病みつきになってます。
20200726追記
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