駒寄川(寒川駅~本当の源泉~香川駅11km)

2021/11/1に公開した茅ケ崎市の駒寄川(駒寄川)ランニングコースは、地図上の川の出現地点からのコースでした。 

しかし
  • 昔から茅ヶ崎や藤沢は、湧水地である谷戸地形が「九十九谷戸」と呼ばれるほど点在していたらしい。
  • 「地図上の出現地点」より奥を探せば、藤沢市の打戻川のような「本当の源泉」があるのでは?
  •  源泉付近の清水谷(しみずやと)付近では、毎月ボランティア団体による数多くの自然観察会や歩こう会が開催されている。
  • 会で地元の人にお願いすれば源泉を教えてもらえるのでは?
と思い立ち、市HPで告知されていた「清水谷(しみずやと)を愛する会」の12/6定例観察会にお邪魔して、源泉の位置をご教授いただくことができました。
メンバーの皆様、特に各源泉を丁寧に案内下さった蛯原さん、ありがとうございました。
 
「清水谷を愛する会」での様子、この日は植物の実・種子の採取がテーマ。

 
採取された実・種子の数々。





 
11/1公開版を若干修正し、本当の源泉から小出川合流地点~香川駅までの11kmのコースを再投稿します。

GPSデータです

地図上の番号はこの後の関連する見出しのタイトルにも入れてあります。 

 

寒川駅をスタート

前回と同じく、JR相模線の寒川駅をスタートします。

 
駅舎二階から見た寒川駅北口の全景。ロータリーの入り口に立っている白い交番に向かいます。

 
交番前から東方向を見た写真。まずは東方向に道なり4.6km走ります。

  

①清水谷特別緑地保全地区入口

源泉は「清水谷特別緑地保全地区」の中にあります。ミニストップ茅ケ崎堤店を越してすぐにあるこの看板が入り口の目印。

 
 

 
これが入り口と言われても気付かないですよねえ。

 
スロープを降りていくと…

 
沼に行き当たります。

 
 

 
②源泉1
まずは沼の岸に沿って進んでいきます。

 
青い送水管に向かって進みます。

 
足元には駒寄川の源流が流れています。

 
 

 
土砂止めが設置された奥が源流です。

 
綺麗に整備されています。 

 
左側の土砂止めのいよいよ末端に源泉が! 

 
源流に沿ってもと来た道を戻ります。

 

②源泉2

沼の岸を過ぎたらそのまま直進し源泉2に向かいます。

 
左の個人宅は地主さんの家でしょうか?その横を通り抜けます。

 
写真中央付近が2つ目の源泉だそうです。

 
ここですね。

 
水がかなり赤いです。鉄分でしょうか?

 

④源泉3

個人宅を過ぎた先の遊歩道を進んでいきます。

 
源泉1.2の流れを右手に見ながら進むと…

 
このコンクリート建造物の根元に3つ目の源泉が。

 
これが源泉3、会の方が知る限りではこの3つが源泉とのことでした。

 
流れを下っていくと…

 
 

 
保全地区は終了。左手のお屋敷の塀の手前を覗くと、

 
流れはこんな形で続いています。

 
そのまま谷を下っていきます。

 
この付近はヤギを飼っているお宅が多いです。

 
このT字路で左に曲がります。

 
まっすぐの方向にも暗渠のかたちで流れが続いているようです。

 
曲がって突き当りで右折。

  
左手からは先ほどのお屋敷の塀の外の流れが続いています。

 
右折した先には暗渠が続いています。

 
突き当り八王子神社前のT字路を右折。

 
流れはまっすぐ進んでいるのですが、このまま進んでいくと流れが個人の田畑の中に入っていくため、流れから一旦逸れてこのT字路で左折してしまいます。

 
80m進んで突き当りが大岡越前通り。右折します。

 
約200m進んだ右手の道路下に覗いているのが駒寄川。

 
右手に、田畑の中の流れが確認できます。  
 
さらに進んで妙傳寺の角に、大岡越前通りの下を潜った駒寄川が姿を現します。

 
 

 
 

 
 

 

⑤源泉4

堤坂下交差点で南方向に左折。

 
300m先の左手にもう一つの流れの「地図上の出現地点」があります。

 
こちらの流れは本当の源泉までは探していません。

 
通りを隔てた反対側の西方向に流れは続いています。

 
これは通りを渡った側から見た図。さらに上流が2つ流れがあるようです。

 

⑥溝渠の縁しか通る場所がない

この先がちょっと難所です。

 
正面方向に見えるコンクリート蓋が、妙傳寺側から来た駒寄川。

 
頻繁に砂利で埋める工事がされていますが、ここから先は横渠に両側の土砂が流れ込んでひけてしまい、横渠の上しか通れないことがあります。

 
正面の道路で右折するため左岸に渡ります。

 
 

 
ここから先は市の施設の工事中のため、右折してしばらくは大岡越前通りに戻ります。この

 
この交差点で左折。

 
大岡越前通りを西に進みます。

 
大岡越前の菩提寺である浄見寺バス停で左折。

 
50m先で駒寄川に行き当たるので西に右折します。

 
 

 
西に400mほど進むと…

 

⑦再び駒寄川へ

北から流れる用水路と交差するところで北に右折し、80m進むと…

 
 

 
再び駒寄川に行き当たります。

 
このみずき地区付近はカルガモをよく見かけます。

 
 

 
約900m走って相模線を踏切で渡ります。

 
コメント

 
渡って突き当りをすぐに左折し、駒寄川に戻ります。

 
 

 

⑧小出川との合流地点

すると70mほどで駒寄川は終了、小出川に合流します。

 
小出川左岸は工事中のため、鷹匠橋を渡って右岸に移ります。

 
 

 
左岸では堆積土砂の撤去作業中。茅ケ崎市で定期的に作業されているようです。



 

⑨聖天橋を渡り香川駅へ

400m進んだ先の聖天橋を左岸に渡り、直進するとJR相模線香川駅です。

 
 

 

川沿い走れる率

「川を見て走れる距離 ÷ 川の全長」で計算します。
コースの総距離10.9km。うち駒寄川源流~小出川合流地点までは4.21km
この4.21kmのなかで、川沿いが走れないのは
  • 八王子神社~堤坂下交差点の0.67km
  • ⑥溝渠の縁しか通る場所がない~⑦再び駒寄川の1.13km
の1.80kmなので、 川沿い走れる率は2.41÷4.21=57.2%
コース総距離ベースでは22%しか川沿いを走ってはいませんが、
  1. 曲がり角が少なくコースが複雑でない。
  2. いよいよ本当の源泉まで見ることができる
  3. 人も車も少ない
  4. みずき地区の街の景観が美しい
ため、今までで1.2を争うお気に入りのコースになりました。

2020年のランニング記録

その後、12/27までジムと目久尻川を走り、4年連続で年間1,000km走破を達成。
来年もこれぐらいのペースで頑張ります。

 
20201231

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