問題解決の場所は水場

NHKの朝ドラ「エール」第5週放送記念に投稿。

仕事で課題や面倒なシステム開発があった場合「こうすれば必ず案を思いつく」という行動パターンが出来上がってしまい、ここ何年かの間、仕事で思い悩むということがなくなってきました。

そのキーワードは「水場」です。


 
tsukuriさんによる写真ACからの写真

思いつくための行動パターン

  1. まず終業間際にその課題の内容をざっくりおさらいします。
    (この日に解決しようと思わず、早めに退勤します)
  2. 帰って最低8時間寝ます。
  3. 翌朝、洗面所で顔を洗い、コンタクトレンズを付け、髭を剃っていると、
    頭に解決案やアルゴリズムが「降ってくる感じ」
「エール」で主人公の作曲家裕一が「どうやって作曲しているの?」と問われて「バーンと曲が降ってくる」と返答したシーンを見て、「そうそうこれこれ!」と思ったのがこの投稿のきっかけです。

でも「降ってくる」わけではない

とは言っても、本当に降ってくる訳ではないんです。

私は子供の時からよく夢を見て、その内容を朝になっても思いだせる質でした。ここまで書くともうお解りかもしれませんが、夢の中で解決法を総当たり、つまり「この場合はこの問題が出るからこうして」とひたすら考えてるんですね。

このプロセス、20~30代の頃から何度も、TOCの対立解消図や、QCの特性要因図(魚骨図)やマインドマップ、フローチャートを作って考えていましたが、さすがに今では頭の中だけでもなんとか出来てしまいます。

夢を見ている間、この過程を行っていることは自分でも意識しているのですが、起きた瞬間に「考えていた」という記憶は消えて、完成形の案だけが「一気に降ってくる」という感じです。

「夢の中でも仕事のことを考えるなんて、ワーカホリックなだけじゃないの?」と思われるかもしれませんが、なにぶん無意識でやっているのと、起きている間に思い悩む必要が無いので、私としては「便利なスキル」と思っています。


ちなみに「8時間睡眠」は50代になってから習慣にしていますが、おそらく睡眠時間としては長すぎるんでしょうね。必ず長編の夢を見ます。

こういった仕事上の課題がないときは、勝手にありもしない問題を「ああでもない、こうでもない」と考えている夢をよく見ます。
(それを自分が俯瞰して「あ~またやってるよ」と考えてるのが面白いです)

この「ありもしない問題」以外の時は若い時からの定番の夢、「自分が昔住んでいたマンションを見てみたくて探しに行くが、道に迷って行きつけない」夢を必ず見ます。

水場の効能

このパターンの中でも、自分でも不思議なのが「洗面所で降ってくる」部分です。

加齢で頻尿なせいもありますが、会社で集中できなくなると、私はすぐトイレに行くようにしています。小用を足していると何故か一気に考えがまとまります。
このトイレの事例もあるため、「ポイントは水場。四柱推命の『木・火・土・金・水』とかが関係してるんじゃね?」などと考えていました。

しかし調べてみると「アイデアの3Bの法則」というのがあり、
  • Bus
  • Bed
  • Bath
がアイデアを思いつく場所。
アイデアの3Bの法則。Bus、Bed、Bathがひらめきを与えてくれる!

また中国の詩人が、文章を考えるのに良い「三上」
  • 馬上
  • 枕上
  • 厠上(つまりトイレ)
を11世紀の昔から挙げているそうです。
三上(サンジョウ)とは - コトバンク

こうした場所(状態)を心理学では「デフォルト・モード・ネットワーク」、つまり「周囲のことはあまり気にかけずに、内面に集中できる瞑想のような状態」と呼ぶとのこと。
何か思いつくのは決まってシャワーの中。これって別の時にできないの?
洗顔、コンタクトレンズを付ける、髭剃り、小用。どれも確かに無意識にできる行動です。「その場所」というよりは「そういう状態」が思考を推し進めるんだと思います。

ランニング時にもできる?

というわけでランニングの時にも試してみました。周囲のことを気にかけずに走れる定番コースのランニングなら、確かに「総当たり解決案」があっという間に作れます。

若い時は「思いつくまで」が一苦労、なおかつその過程を再現性のある行動パターンにできるなんて思いもしませんでした。
人生長くなると色々引き出しが増えて助かります。

20200613

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