今冬のハーフマラソン 成功点と反省点

2019年12月に、前年に引き続き2回目のハーフマラソンに挑戦しました。
今回はその成功点と反省点を書いてみたいと思います。


成功点① タイムは想像以上にアップ、足攣りも何とか回避

今年は9月から一日の走る距離を、従来の11kmから16km程度に、さらに10月からは21kmまで伸ばして練習。
タイムは昨年の記録会通りの2h10分台後半だったのですが、「大会になれば早い人に引っ張られてタイムは伸びるだろう」と考え余り気にせず、足の攣りが発生しないようにミネラル補給の仕方をメインに練習してきました。

結果は2h00分台後半と自己記録を大幅更新。足攣りもKentaiの塩飴
を、スタート前に2粒、その後5kmごとに1粒摂り、同時に給水所でスポーツドリンクを必ず飲んだ結果、10kmあたりから若干不安感があったものの、なんとか攣らずに最後まで走ることができました。

反省点 終了後の筋肉痛


Amy LouchによるPixabayからの画像

完走後、最寄りの鉄道駅まで5分歩き、改札階からホーム階までエレベーターで上がったところで落とした定期券を拾おうとしたところで体に異変が!
中腰のまま、ふくらはぎが攣って全く身動きが取れなくなってしまったのです。その後何とかベンチに行きついて座り込んだのは良いのですが、今度は太腿が攣り、その後30分は一歩も動くことが出来ませんでした。

「…そうか、この足攣りって競技中と足攣りとは別物だったんだ…」

思えば昨年も、駅の地上階からホーム階まで激痛で登ることが出来なかったのですが、競技中の足攣りの印象が強かったので全く失念していました。

その後ネットで調べると、このレース後の筋肉痛は皆さん悩みの種のようで、大量に記事が公開されています。

ランニングやマラソンレース後の筋肉痛を回復させる5つの具体的対処法
ランナー必読!プロが教えるマラソン後の回復方法5
疲労回復が早くなる!翌日以降の疲れを残さないために知っておきたいレース後のケア

特に3つめに紹介したぴーたんさんのブログは「なんでこれを最初に読まなかったのか」と思えるほど初心者目線で書かれて参考になります。
レース後は「生まれたての子ヤギのような状態になる」なんて、どんなマラソン入門書にも載ってない名表現!

次年度はこのレース後対策、

  • スローなジョギング
  • アイシングとマッサージ、ストレッチング
  • ぬるめのお湯か交代浴
といったところを、もっと研究して実施してみます。

それにしても世の中の入門書は何故、レース中のミネラル補給やレース後の筋肉痛対策にはあまり頁を割かないのか不思議。

手持ちの本の中でも、
正しいマラソン どうすれば走り続けられるか? タイムを縮めるロジックとは? (サイエンス・アイ新書)

の第3章「マラソンレースの科学」の23~24節に、レース直後のクールダウン、その後のアイシング、ストレッチの記述がありますが、やはり紙面の多くはランニングメソッドに占められます。また足攣り対策としてマグネシウムやカリウムを補給するという記述はありません。
やはりランニングメソッド以外のことは、体験者目線のネット記事が一番勉強になりますね。



成功点② 日頃の11km走が気楽に、足底筋膜炎も更に解消

ただし他にも成功点が。毎週21km走っていたおかげで、これまでの11km走が「あっという間に終わる」感覚になりました。

また、未だ検証中ですが、この1年愛用していた足底筋膜炎用のインソールがどれも「土踏まず部分のサポートが当たりすぎて、かえって痛い」と感じるように。
昨冬のレース後も、それまで感じていた足底筋膜炎の痛みが消えたため、ハーフのレースが足のアーチの機能をリセットしてくれる効果があるかもしれません。

来年はどうする?

最後に反省点②として、レースで履いていたアシックスのゲルカヤノをもっと軽量のシューズにすればタイムが伸びるのでは?と書こうと思っていたのですが、この問題は
  • ステップアップするなら薄底軽量シューズに
  • あくまで足の保護のため、厚底クッション重視シューズが良い
という意見で世の中二分されているようなので、もう少し研究してみます。

いずれにせよここまで来たら、なんとか2時間切り(サブ2)までは記録を伸ばしてみたいですね。

タイツのサイズダウンも試してみたいです。


20191229

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