HOWARD LEIGHTの耳栓MAX LITEを改造

前回の投稿でおすすめ1位にしたHOWARD LEIGHTの耳栓MAX LITEですが、長時間使用していると耳の中が痛くなってくるのが唯一の欠点。そこで素材の密度を若干弱める改造方法を考えました。


きっかけは「サイズが小さく耳から取れなくなるBILSOM303L」の底面に脱着用のハンドルをつけたこと。


ハンドルをつけるために側面に1mmの穴を開けてみたところ、
「なんか柔らかくなったな〜」
そりゃ穴を開ければ密度が下がるんだから柔らかくなりますよね。そこで外耳道を圧迫するMAX LITEの密度を下げれないかと実験を繰り返してみました。

MAX LITEの改造の実際

新品のMAX LITEを平たく潰し、レザークラフト用のポンチ(2.0mm径)とハンマーで穴を開けます。
(ドリルでは耳栓全体が回転に巻き込まれ、一気に劣化しそうになるため)



 
特定の断面だけ密度が下がると遮音性に影響があるかと思い、穴の位置は90度ずらして2箇所にしました。手前が2.0mm、奥が2.5mmポンチ使用。
先端の穴は、あまり先にしてしまうと遮音性が落ちるため、先端のテーパー部分よりも後ろに開けます。

これは3.0mmポンチで穴あけしたもの。先端の穴が先過ぎた失敗作。 

ポンチは東急ハンズで購入。Amazonでも購入できます。
こんなのもあります。

おまけ BILSOM303Lに着脱用ハンドルを

BILSOM303Lにハンドルをつける方法も掲載します。
ハンドルの素材はやはり東急ハンズ町田店で購入した外径1.0mm内径0.7mmのシリコンチューブ。耳の中に入るのでこんな素材にしてみましたが、切った輪ゴム等でも十分だと思います。


 
新品のBILSOMの底面側を潰し、1mmのポンチで穴を開けます。

 
ピンセットの先端にシリコンチューブを咥え、穴に通して結び目を作り完成!

  
その部分を2ヶ所ハサミで切り。
  

  
シリコンチューブを外耳に当たらないように切り目に埋め込みます。

この改造BILSOMも遮音性はいいのですが、改造MAX LITEのほうが穴を2個開けるだけで量産出来るので、今は専ら改造MAX LITEを使用しています。



20200924

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