さようなら「あかぼう」

実に半年ぶりの投稿がこのような悲しい内容で申し訳ありません。

我が家の金魚、桜東錦の「あかぼう」が、7/14に他界しました。明確な記録がないのですが、おそらく2014年夏には居たのではないかと思うので、4才だったことになります。




「あかぼう」はこんな金魚でした

この写真は残っているもっとも古い2015年1月のもの。桜東錦というか丹頂のようですね。

これは2015年4月の写真。すでに腹回りの肉付きがしっかりし始めています。


この写真以降、2018年までは全く写真がないのです…。歴代の金魚中、最も美しい桜東錦でした。

夏の高気温による早朝の酸欠

原因は「夏の高気温による早朝の酸欠」と思われます。
我が家では金魚の飼育にベランダ設置の40L程度のプラスチック製の植木鉢を使用しています。しかし今年はこれだけの高気温で騒がれているにもかかわらず、金魚水槽にクーラーを接続することを全く失念していました。
前兆はあったのです。前の週の日曜日に、あかぼうは転覆して水面近くに浮いていました。しかしその前の日の大雨でエアーポンプが水浸しになっており、吐出量が非常に弱まっていたため、エアーポンプを買い替え、「これで大丈夫」と思い込んでしまいました。
また我が家では、今まで「夏の高気温による早朝の酸欠死」が発生したことがありませんでした。しかし「金魚部」さんの記事を見ると、これと同様の症状としか思えません。「あかぼう」は、後述の転覆病からの生還以来、体長15cm以上になってましたからね。
自分がまるっきり暑さを感じていなかったため、夏のクーラーONを怠ったのと、エアレーションで水面の動きを気にしていなかったのが今回の原因です。

唯一の転覆病からの生還者

「あかぼう」は、我が家歴代の金魚の中で、唯一転覆病が完治した金魚でした。その成功事例から、気使いが荒くなっていたのかもしれません。

転覆病完治の経過は以下の通りでした。当時「もう間違いなく死ぬ」と絶望していたので、残念ながら写真は全くありません。

2018/2/24
前年購入し残っていたメディゴールドIGPを誤って給餌。その翌日より転覆始まる。

2018/2/25
絶食と塩水浴開始。

2018/3/2
症状が変わらないため絶食中止。かわりに水温28°Cに。

2018/3/3
raspberry republic」さんのブログ記事から、原因は「古くなったメディゴールドを給餌したため」と仮定。

さらに「それでも、金魚と生きる。」さんのブログから「ミラクル茶漬け」の存在を知る。

ミラクル茶漬け

「ミラクル茶漬け」とは、合同会社ラピッドリ・ジャパンさんの液状のバクテリア「ミラクルバクテ」に、どじょう養殖研究所さんの小麦粉未使用餌「土佐姫」を浸して給餌する方法です。














要は「消化のよいエサで金魚の腸内正常化を促進する」という考え方の治療法なんだと思っています。

ミラクルバクテと土佐姫をネットで購入し「ミラクル茶漬け」の給餌を開始。こうやって土佐姫をミラクルバクテに浸し、水分が充分浸透した頃合いで給餌します。ドブのような臭さにびっくり。でも水に入れれば匂いは消えるし、食いつきは抜群なんですよねー。







ただし「それでも、金魚と生きる。」さんのブログにあるような、「太い糞」は出ませんでした。

「ダメだったのかな?」

以降2週間、あかぼうは水槽の底で横たわったまま。
ただし絶食時よりは体格が回復していっていたため、ひたすら「ミラクル茶漬け」の給餌を続けました。
底に横たわっているあかぼうに給餌を気付かせるため、土佐姫は顆粒タイプから、一気に沈みやすいペレットタイプに変更。

2018/3/19
転覆しないで泳ぎ始める!びっくりしました。
過去、転覆病、さらに悪化して松かさ病にて多くの金魚を死なせてきた身としては、

(๑•̀ㅂ•́)و✧ ヨッシャ!

って感じでしたね。うれしかったです!

また今までずっと「書籍」に頼ってきた病気対策でしたが、ネットで発信される有志のかたの情報の質的向上をまざまざと感じました。皆様ありがとうございました!


あかぼう以降もミラクル茶漬けの給餌を続けており、食欲も旺盛※で体格もぐんぐんアップしていた矢先だったので、非常に悲しいです。

最後にGleeカバーの「If i die young」を捧げます。

以上でした…

※この「食欲も旺盛で体格もぐんぐんアップ」については、少し気になることもあるので後日、別記事で書きたいと思います

(20180902)





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